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◆新改革通信 目次◆

松岡幹夫氏文書一覧

●新改革通信(22〜43号)

●新改革通信(44〜52号)

大石寺の桜伐採の写真

◆同盟通信(104〜112号)


[33]TITLE:同盟通信 No117 -1  2007/10/14   
name:管理人


=この6年間で宗内の全末寺の預貯金は510億円から360億円に激減(記念局の予算・決算書の「寺院寄付金」から推計)。このままでは15年から20年で末寺の預貯金がゼロになる計算になる。この19日に、傘寿を迎えた光久能化が先月29日の全国教師講習会で「お詫び」をさせられたことは記憶に新しいが、そこで光久師が本当に言いたかったことは宗門の未来は真っ暗で、その犠牲になる若き竜象たちの将来を、日顕ら一握りのファミリーに抹殺する権利はないと主張したかったのが本音ではないだろうか。=

 8月29日、光久能化は大講堂で謝罪した。光久師は[私はかねて、今日の宗門における広布の状況を考え、宗門のトップと創価学会側のトップが話し合い、さらに顕正会、自称正信会をも含めて大同団結していくことが、広宣流布を大きく進展させるためには必要なことであると、今に思えぱ軽々しい考えを持っておりました。すなわち、創価学会、顕正会、自称正信会と宗門との間には長年にわたる様々な事情があり、その状況の一分を知る私といたしまして、何とか彼らを救ってやりたい、反省懺悔ささせたいとの強い思いがあり、また、彼らと大同団結できたならば、広宣流布を大きく進展することになるとの甘い考えで、こうしたことを有縁の僧侶に軽々しく話をしてしまいました」と語った。

 大講堂は静まりかえり、能化も皆下を向いて黙っていた。しかし、光久師の指摘は決して「軽々しい考え」でも誤りでもなく、蓋し正論であると、少なくとも創価学会の力を見、潤ってきた中堅以上の僧侶の大部分が実感していた。いうまでもなく、光久師は長年、達師のもとに御仲居・主任理事として仕え、その間、宗門興隆の光と陰をずっと見つづけてきた。たかだか50年かそこらの宗門の隆昌が実は宗門僧侶の貢献によるものでなく、創価学会の外護・献身がなければ、今も宗門は富士宮の日蓮宗系の無名の一派にすぎなかったことを誰よりも知る人物である。大客殿や正本堂に象徴される近代建築は達師が宗門をして世界宗教たらしめたいとの意思の表れであり、その建設の苦労を知る光久師にとって、両伽藍の崩壊の無念さはいかばかりであったろうか。

 また、陰の部分としては、師匠の松本日仁師が妙信講問題で揺れ動いた時、さぞや苦しんだことだろう。正信会問題の時には、達師の弟子が大量に賓斥されていく様をどんな思いで見つめていたか。

 日顕は宗門の伝統である相承の絶対性を唱えながら、その実、御先師の事績を次々に破壊・否定していく行状を積み重ねてきた。そのうえ、「河辺メモ」で明らかになったように、戒壇の大御本尊を偽物と断じたということは、日顕が自ら命綱である宗門の金看板を踏みにじったということである。平成3年、学会を破門してからは歯止めがきかない冷酷無比な独裁政治が横行し、そのとどのつまりが今日の宗門の疲弊なのである。宗門の繁栄と衰退を見てきた生き証人として、光久師が指弾したことは誠に正しいと言わざるを得ない。決して「軽々しい考え」でも「甘い考え」でもない。まして、[軽々しく話をしてしまいました」とは到底思えない。

 それでは、なぜ、これまで沈黙を守ってきた高僧が傘寿を迎える段階で問題発言に及んだのであろうか。達師は近代宗門への脱皮を建築物と人材の育成にかけた。しかし、その遺志を妙観会の精鋭であった正信会が継げず、残った弟子筋も立ち上がれない実情に側近く仕えた弟子である光久師がいたたまれぬ思いで真情の声をあげたということではなかろうか。この報恩の至情に溢れる赤誠の言動に宗内僧侶はどう応えるのだろうか。このたびの監正員選挙でも光久師はトップ当選を果たした。反日顕の声なき声が152票という票数になってあらわれていると見ることができよう。

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