同盟通信

NO.108(2004.11.28)

=急告!またも査問を受けた花野、改革の思い止み難く、宗門牛耳る阿部一族の弊害を悉く論破=

「道心」二十九号に端を発した“花野の乱”は、宗務院との暗闘の詰果、九月十八日の「詫び状」で一件落着、花野の一人勝ちかと思われた。しかし、ここに来てどういう風の吹き回しか、事態は急変したようだ。同盟に本山周辺より、重大な情報が飛び込んできた。去る十一月十七日、花野が宗務院に召喚され、藤本、早瀬、阿部、大村、水島の五人から約三時間にわたつて、査間を受けたという。日顕が反撃に転じたのである。今回は、大村、水島が加わったから、少しは教学的な、ましなやり取りがあったのかと思いきや、正面から所信を披瀝した花野に対し、小日顕・阿部信彰は感情むき出しで激昂、結局いつものパターンとなってしまった。花野の録音を拒否しておきながら、彼らは「宗務院の公用だから」と、身勝手な理屈をつけて、テープをとった。この席で、花野の主張したのは、

一、宗門僧侶の立場を弁えるのは当然である。しかし、意見や考えまでしばられることはない。これが面従腹背というなら、面従腹背である。

二、宗門は、富士学林大学科(法教院)への進学を義務づけるが、なぜ普遍の大学に行かせないのか、宗内僧侶からは、同調する声が沢山届いている。

三、今の宗門は、すべてにわたって阿部一族の支配に陥っている等々。

   花野は、五人に対して一歩も引かなかったという。確かに一々もっともである。  正に、阿部一族と花野の戦いの第二ラウンドの始まりといえよう。今後、彼らは宗制宗規を盾にして、

○住職を罷免し、本山の草取り要員に

○更に辺ぴな地域に左遷、

といった花野処分に動き出すことは容易に予想される。だが、そんなことは元より存知の花野だ。

「よからんは不思議、わるからんは一定とをもへ」「難きたるをもって安楽と心得べきなり」との御文を、今こそ、花野は身で読むべき時であろう。花野には、日顕一派を一瞬に吹き飛ばす「亨師談聴聞記」や、河辺メモ、C作戦の重要書類が手元にある、気脈を通じ陰で応援する宗内に多教の同志がいる。裁判闘争も視野に入れての準備も怠らないだろう。

 将来の宗門を見据えて、特に人材育成に意を注がれた、先師日達上人の精神を絶やしてはいけない、宗門衰亡の元凶・阿部一族に屈してはならない、宗門改革の火を消してはならない、花野一人を討死にさせてはならない。

 常在寺・細井珪道の宗会議長当選と、『道心』二十九号の発刊は、阿部一族に危機感を与え、八月六日の、“信彰旗上げ”の引き金となった。明日二十三日、常在寺は開創四百年を迎える。再度の花野査問と、細井珪道に宗内の関心が集まった。花野の乱と日達上人が、見えない線で結ばれているのを感じざるを得ない。「諸難ありとも疑う心なくば自然に仏界にいたるべし」との宗祖の跡を歩むしかない。花野よ今こそ、最後のチャンスだ。                    

(憂宗護法同盟員より)


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