日蓮正宗問題研究
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信徒欺く法主絶対の虚構

宗門に漂う金満病の腐臭

前頁の写真は、日顕法主の遊興ぶりのごく一部を示すものです。これを見ただけでは、「芸者を呼んだちょっとした遊び」ぐらいにしか映らないかもしれません。むろん世間では、この程度のことは目くじら立てるほどのことではないでありましょう。

私たちが問題としているのは、このような遊興が日常的に行われていることです。出家の本義に照らして、間違いであるということです。それが、修行未熟な平僧であるならまだしも、法主という宗教上の最高位に上り詰めた人間が、しかも、信徒や宗内には、「絶対崇拝」を強要しておきながら、裏では酒色に浸り、欲望の赴くままに俗な生活を営んでいるという、ごまかしが許せないのであります。

信徒の浄財を私物化し、俗人と何ら変わらない、むしろ“俗より俗っぽい”生活をしていながら、聖人を装い、純真な信徒を苦しめ、「破門」するという宗門の背信性、卑劣さが、断じて許せないのであります。

実際に、法主や、高僧の贅沢がどの程度のものかといえば、しばしば出掛ける伊豆や熱海方面の高級温泉旅館では、法主は一泊数十万もする特別室に泊まり、芸者を呼んでは遊興し、ときには気に入った壺などがあると二、三百万円の現金でポンと買っていくこともあります。ある高級旅館には、法主は月に一、二回は欠かさず通い、年間数千万円も使うとびきりの上客でした。

それも、日顕法主は息子や娘夫婦などの一族や、側近僧侶などの“ファミリー”で遊びに出掛けることが多く、支払いは、一晩で百万円を軽く超えることもしばしばで、しかも、必ず現金です。

また、御親修といって法主が地方の寺院に出掛ける時は、必ず、行事の前か後に寺院の近くの有名温泉地に繰り出し、僧侶だけの大宴会を催します。宗門と学会の今回の問題が起きてからも、この慣例は全く変わることがありません。本年の六月にも、法主は金沢の寺院に親修に出掛けましたが、寺院行事の当日の朝、宗門最長老で法主、総監と並び3人の日蓮正宗責任役員の一人である日蓮正宗重役の早瀬日慈能化(東京・池袋の法道院)が亡くなりました。常識ならば、何はさておいても東京に戻り、故人の弔問に駆け付けるのが当たり前でありますが、日顕法主は寺院の行事を終えた後、山中温泉に直行し、高級料理旅館で、宴会を行っていたのです。これには、宗内の僧侶もいささか呆れてしまったようであります。

法主にしてこのような実態ですから、法主の側近僧侶や多数の信徒を抱える大寺院の僧侶、その夫人たちの贅沢も、推して知るべしということになります。寺院の新改築、法要、法事など、さまざまなことにかこつけて、僧侶同士で高級な料亭や旅館で宴会をすることは、宗内では恒例化しているありさまです。 法主の政子夫人の散財ぶりも宗内ではつとに有名であり、東京銀座の高級店をはじめ、時には京都の高級ブティック、エステサロンにも出掛け、一年で数億も使ったことがあるといわれています。静岡県富士宮市にある総本山当たりの寺で、わざわざ東京の有名店に果物や食品を注文し運ばせている所もあり、東京の高級デパートには、日蓮正宗の僧侶夫人専門の担当者を置いているところもあります。

こうした宗内の金満体質、堕落の風潮は、所化の間にも広がっており、例えば宗門総監の藤本日潤が住職である東京の常泉寺は、所化が徹夜麻雀にうつつを抜かし、庶務部長・早瀬義寛が住職だった新宿・大願寺の僧侶は夜な夜な雀荘やソープランドに通うなど、綱紀の乱れは世間の想像以上なのであります。