日蓮正宗問題研究
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宗門問題の本質を知るための「資料集」1

は じ め に

謹啓 読者各位には日々御清栄の事と拝察申し上げます。私ども「日蓮正宗改革同盟」「青年僧侶改革同盟」の30名も、日蓮正宗の改革を通じて宗教界の覚醒を促すべく、日々真剣な活動を粘り強く推進しています。まず、最近の宗内情勢を簡潔に報告いたします。


法主一派、政治権力に擦り寄る

日蓮正宗の最高責任者である阿部日顕法主は、宗門問題が勃発してからこれまで一貫して創価学会組織の切り崩しを策謀してきました。信頼すべき情報筋によれば、日顕法主は学会破門によって少なくとも20万人の脱会者を見込んでいたといわれます。

しかしながら、この計算はもろくも崩れました。脱会者どころか、逆に、聖職者として完全失格の日顕法主の実態を知った法華講(日蓮正宗の信徒)の中から多くの脱講者(法華講を辞める者)が後を絶たなくなったのです。最近の3カ月間だけでも、この数は3千人を優に超えています。10万そこそこといわれる法華講においてこの人数は実に大きな数です。

さらに宗内では厭戦気分が広がり、笛吹けど踊らぬ末寺住職に対して日顕法主のイライラは日増しに高じています。5月末、宗門全体の住職や寺族に対する話の中で「学会の誹謗なんてウソもあれば本当もあるだろう。少しは本当も。けれど、どれ一つ取り上げたからと言って、警察で手に手錠を掛けられるということがありますか」と述べ、ヤケクソになった心境の一端を露呈しています。

さらにこの席で「学会は(日蓮正宗に)御供養して、坊さんが堕落するのを待っていた」とまで述べ、純粋な信徒の真心を踏み躙るばかりか、日蓮正宗の堕落が、まるで学会のせいであるかのような暴言まで吐いているのです。そこには落ちるところまで落ちた法主の醜い姿があるのみで、信仰者、僧侶としての誇りも何もあったものではありません。

こうした閉塞状況の中で、何とか活路を見出だそうと、日顕法主が最近とみに擦り寄ろうとしているのが政治権力です。

ここでは某国会議員と結託し、法華講から「創価学会訪問報告書」なる書類を提出させ、何ら問題がないにもかかわらず、あたかも学会が人権侵害を行っているかのような印象を世間に与えようとしています。

この議員はかねてから日蓮正宗の寺院に出入りし、学会攻撃を公然と口にする徒輩でありますが、政治権力を行使して宗教団体に圧力をかけること自体、信教の自由に対する重大な侵害であります。宗門による、野合ともいうべきこの結託は『宗教の死』を意味するというほかありません。


反社会的行為が続々発覚

反社会的と言えば、日蓮正宗こそ反社会的な実態が次々に露見しております。最近、「大石寺遺骨不法投棄事件」が発覚しました。何と遺骨を詰め込んだ米袋を約百袋も、墓地でも何でもない大石寺の空き地の地下に不法投棄していたというのです。これまで納骨堂の悲惨な実態について告発されていましたが、今回はそれを上回る非道ぶりを満天下にさらしたのであります。これは贅沢な日顕法主のもとで宗門全体が華美に流されたのと全く同じ構図というべきで、宗門頂点の大石寺で違法な墓地や杜撰な遺骨取り扱いが行われているのが、そのまま末寺に広がっているというべきであります。その証拠に、全国で無許可、違法な納骨業務のために書類送検された末寺は何と62カ寺に達し、このほか杜撰な遺骨取り扱いに対する裁判も行われております。こんな宗教団体が、世界のどこにあるでしょうか。この一事だけでも、日顕法主の責任は明らかであり、退座すべきことは当然であります。

また、本年7月下旬には大石寺に6万人の信徒を集めて法華講総会が計画されていますが、これとて輸送、宿泊、食事など計画面での無謀さが再三指摘されており、事故の発生が関係者の間で懸念されています。

さらに、日蓮正宗の反社会性は海外でも非難を受けております。お隣の韓国では、昨年末、行政当局に無許可で寺院を建立し、それを「福祉施設」と偽っていた事実が発覚し、現地の住民、マスコミから厳しい指弾を浴びる大失態を演じています。

これら反社会的な行為を幾度指摘されても、一向に反省の兆しすら見せない法主一派に対し、私どもは断固彼らの追放を求めていきたいと思います。


さて、今回は「日蓮正宗問題研究」第5号として、以上述べた日蓮正宗問題の背景・構図を知っていただくための資料を送付させていただきました。内容は次の通りです。

「法主の大醜聞」 憂宗護法同盟著
日顕法主の隠されたスキャンダルの数々を告発し、宗門の改革を真摯に願う告発の書。著者の憂宗護法同盟は日蓮正宗を離脱した有志僧侶で、かつて日顕法主と近しい間柄にあった人々です。本書を一読すれば、今日の創価学会と宗門の紛争の真因は、日顕法主の特異な人間性に存することが明瞭になるでしょう。


「地涌からの通信」<29> 不破 優著
最新の宗内情勢を鋭く分析・批評することで、確たる評価を得ている日刊FAX紙の最新単行本です。最近の日顕法主が、孤立無援で閉塞した状況に陥っている様子、マスコミの反学会キャンペーンの仕掛け人と宗門とのつながりなど、創価学会関連の事件の真相を知るうえで、興味深い情報が満載されています。


「グラフ特集 日顕宗の実態」 グラフ特集 日顕宗の実態 編纂委員会著
文字通り、日顕法主及び宗門の悪事を写真で告発したパンフレット。信徒の遺骨を米袋に詰め込み、投げ捨てていた大石寺の納骨業務。日顕法主の遊蕩現場の決定的瞬間。「削り塔婆」で金儲けにいそしむ末寺の実態等々。日蓮正宗の問題点が一目で理解できるグラフです。

※併せて、私どもが随時発行しているFAX紙「改革通信」「改革時評」の最近号を同封いたしました。宗内情勢や問題の本質を知るうえで、一助として頂ければ幸いです。


 

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