日蓮正宗問題研究
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日蓮正宗・阿部日顕法主「シアトル買春事件」の真相

「シアトル事件」再現ドキュメント

ここで、皆様に「シアトル事件」をより具体的に把握して頂くため、法廷でのクロウ夫人の証言に基づき、一連の経過をドキュメント風にまとめてみました。

(1)日時―1963年3月19日夕方
      場所―出張御授戒の会場「カワダ・ケイコ」宅の子供部屋

* 日顕法主が洋服から法衣に着替えるため、部屋をカーテンで仕切り、隙間をクロウ夫人がシーツで押さえていた。

日顕氏 「まるでストリップ劇場みたいですね。アメリカではああいうエロ写真は、簡単に手に入るんですってね」

(2)日時―1963年3月19日午後9時頃
      場所―「カワダ・ケイコ」宅

* 日顕法主は御授戒終了後、軽食を取りながら懇談した。

クロウ夫人はカワダ宅に泊まることを告げ、何か用事があればと、小さなメモにカワダ宅の電話番号と『CLOW』の名を振り仮名をつけて書き、日顕氏に渡す。

日顕氏 「クロウさんは細かいことに気がつく方ですね(メモを二つ折りにする)」

(3)日時―1963年3月20日午前2時頃
      場所―「カワダ・ケイコ」宅

* 日顕法主をホテルまで送り届けたクロウ夫人は、カワダ宅に戻り、深夜まで翌日のシカゴ行きの準備をしていた。

(電話のベルが鳴り、クロウ夫人が出る)

警 察 官 「ミセス・クロウですか」
クロウ夫人 「はい、そうです」
警 察 官 「こちらはシアトル警察の者です。日本人の男性で英語の分からない人があなたの電話番号を書いたものを持っていたので、電話しました。この人が売春宿の前で売春婦とトラブルを起こしている。英語が分からなくて要領を得ないので、現場まで来てほしい」

(4)日時―1963年3月20日午前2時過ぎ
      場所―シアトル市内のセブンス・アベニュー

* 警察から連絡を受けたクロウ夫人は、あわてて現場に車で駆けつけた。シアトル7番街の現場に着くと、車をパトカーの真後ろに停め、ドアも閉めずに、二人の警察官が立っている路上に飛び出した。

(日顕法主は一人の警官の胸に寄り掛かり、ガタガタ震えて泣いている)

クロウ夫人 「(日顕法主に)どうしたんですか」
日 顕 氏 「(震えながら)道に迷って……」
クロウ夫人 「(警官に)どうしたんですか」
警 察 官 「パトロールしていたら大きな声がした。売春宿の中から男性が二人の女性に追いかけられながら出て来た。男性はカメラをグルグル振り回していた」
警 察 官 「この男は、スカートをめくる仕草をしながらカメラのシャッターを切るジェスチャーをし、お札を見せつけ、ヌード写真を撮らせてくれと売春婦に頼んだ」

* 更に、「二人の売春婦と部屋にいた、そしてマネートラブルが起こった、事情聴取のため警察署に」と語る警察官に対して、クロウ夫人は、「何かの間違いだ、阿部教学部長は高い位の僧侶で、宗教目的からシアトルを訪れ、決してそのような行為を行う人ではない」と話した。

* クロウ夫人の懸命の説得により、結局、日顕法主は『リリース(解放)』されることになった。

* 警察官が日顕法主の名前を聞くので、クロウ夫人は「ノブオ・アベ」と言った。

* 日顕法主の身元保証人として、書類にサインしたクロウ夫人は、日顕法主を車に乗せ、再びホテルへ送り届けた。

日 顕 氏 「(助手席で夫人の方を向き)ありがとう、クロウさん。クロウさん、ありがとう」
クロウ夫人 「一体、どうしたんですか」
日 顕 氏 「クロウさん、ホテルの窓から見たシアトルの夜景がきれいだったので外に出た。ホテルを出て、右に曲がって、もう一度右に曲がった。二度曲がったくらいまではホテルの所在を確認していたのだが、道を渡ってから分からなくなってしまった」
クロウ夫人 「女性と何があったんですか」
日 顕 氏 「…………」

(5)日時―1963年3月20日午前3時ごろ
      場所―シアトル市警察

* クロウ夫人は警察署に出頭。現場にいた二人の警官とその上司が待っていた。

警 察 官 「(書類を出し)これにサインを」
クロウ夫人 「何のためのサインですか」
警 察 官 「現場で約束した通りに出頭してくれたという書類だ」

(現場にいた警官の一人が上司に現場の状況の説明を始める)

クロウ夫人 「(日顕法主を)バカにしている。教学部長は僧侶を代表して来ている人だ。こういうことをするとは思えない。本当に何があったか私は知りたい。その女性(売春婦)に会わせて欲しい」
警 察 官 「売春婦には会えない」
クロウ夫人 「ホラ、ごらんなさい。これだけお願いしても聞いてもらえない(と抗議を続ける)」
警 察 官 「ミセス・クロウ、彼はもう一人の売春婦と性行為をもう終わっています。そのことによるマネートラブルですよ」
クロウ夫人 (愕然とする)

(6)日時―1963年3月20日午前8〜9時頃
      場所―シアトル・オリンピックホテル

* その朝、クロウ夫人はポットに入れたみそ汁を持ち、ホテルの日顕法主に朝食を届けに行った。

クロウ夫人 「あれから署に行って、全部、済ませてまいりました。書類にサインをしてきました」
日 顕 氏 (食事しながら、無言で深く頭を下げる)